当院の特徴について
丁寧で痛みの少ない治療
歯科医院に対して、「怖そう」あるいは「痛そう」という印象をお持ちの方がいらっしゃいます。
しかし怖いからといって問題のある歯を放置すると、症状が進行して取り返しがつかなくなる可能性があり危険です。
当院ではそのような患者さんが抵抗なく治療を受けられるよう、丁寧かつ痛みの少ない治療に取り組んでいます。
そもそも歯科治療で痛みが生じるのは、どのようなときでしょうか。
代表的なものに「治療時の麻酔」が挙げられ、「麻酔の針が皮膚に入る瞬間」と「麻酔液が入るとき」に痛みを感じるとされています。
まず当院では、麻酔を打つ前に「表面麻酔」を行います。
表面麻酔は皮膚や粘膜の表面に対して作用があるため、塗布することで針が皮膚に入る瞬間の痛みを軽減できるのです。
さらに当院では、麻酔に極細の注射針を採用しています。
皮膚の全面にある「痛点」の間隔よりも細い針を使用することで、痛みを感じにくくなるのが特徴です。
ただし麻酔液が入るときの痛みについては、これだけでカバーできません。
歯科医師の確かな腕が必要です。
表面麻酔が効いた状態で、麻酔液を歯茎へゆっくりと注入することで痛みをより感じにくくすることができます。
痛みの感じやすさには個人差がある上に、無痛の治療が実現できるというわけではありません。
しかし用いる麻酔や歯科医師の技術により、痛みを軽減させることが可能です。
今までに歯科治療で痛い思いをしたことがある方や、治療に対して大きな不安を抱えている方にも、安心して治療に臨んでいただけます。
感染予防の徹底
新型コロナウイルスをきっかけに、医療機関での「院内感染」が注目されるようになりました。歯科医院も例外ではありません。
当院では患者さんに安心安全の歯科治療を提供するために、感染予防の徹底に努めております。
患者さんのお口に入るものはすべて、使い捨て(ディスポーザブル)の新しい備品や滅菌消毒された器具を用いていますのでどうぞご安心ください。具体的には手袋やコップなどの備品を使い捨てにしたり、高性能オートクレーブを用いて適宜歯科器具の滅菌を行ったりしています。
特に備品の使い捨てに関しては、滅菌に比べてコストがかかる取り組みです。
しかし患者さんの安心安全には代えられません。
できうる限りの備品を使い捨てにすることが、院内感染の防止やむし歯の再発防止に繋がるのです。
また、併せて重要視しているのが「感染予防に対するスタッフの意識」です。
当院では日頃からスタッフ一人ひとりの意識統一を行い、実際に行動できているかどうかを都度確認しております。
そのような取り組みを通じて衛生管理の質を日々向上し、患者さんに安心してご来院いただける歯科医院づくりに努めています。
中には不要不急の外出を控えており、歯科医院へ行くことを敬遠している方がいるかもしれません。しかしむし歯や歯周病を放置することで症状が悪化し、抜歯を余儀なくされる可能性があります。
定期健診や歯科治療をお考えの方がいらっしゃいましたら、あかね歯科クリニックへご来院ください。
予防に力を入れている
歯科医院は、口腔トラブルが起きたら行くものだと思っていませんか?
近年、むし歯になる前の「予防」に焦点を当てた「予防歯科」が注目されています。
予防歯科には歯科医院などで行う「プロケア」と自宅での「セルフケア」があり、むし歯や歯周病のリスクを低減させることが一番の目的です。また予防歯科の一環として定期健診を受けることで、初期のむし歯を早期治療できるというメリットもあります。
当院では予防歯科を重要視し、歯科衛生士が予防メンテナンスを実施しております。
患者さん一人ひとりに合った口腔ケアやブラッシングの方法を指導するので、自宅でも患者さんご自身で正しいケアができます。
健康な歯を長く維持するために、定期的な健診を受けましょう。
妊娠中・0歳からこどもの成長をサポート
妊娠中は、歯周病になりやすいのをご存知ですか?
これはつわりやホルモンバランスの乱れなど、妊娠に伴う体調の変化が関係していると言われています。
中には妊婦さんに歯科健診の受診券を交付する自治体もあり、妊娠中の口腔ケアがいかに大切であるかということがわかります。
妊娠中の口腔ケアがここまで重要視されているのには、大きな理由があります。
実はお母さまの口腔トラブルが、こどもにまで影響する可能性があるのです。
むし歯の原因となりうる「ミュータンス菌」は、一般的に生後間もない赤ちゃんの口腔内には存在していません。離乳食を与える際の食器の共用や、食事を冷ますフーフーなど、食事を介して菌が移るのです。
産後は育児のことで手一杯になり、なかなか通院できない場合が大半です。体調と相談しながら、妊娠中に欠かさず歯科健診を受けましょう。
プライバシーに配慮した全室個室の診療空間
当院では患者さんのプライバシーに配慮した、個室の診療空間をご用意しております。
診療中の様子を不特定多数の患者さんやスタッフに見られることなく、安心して治療を受けることが可能です。相談しづらいデリケートなお悩みや、治療に関する不明点などがあれば、歯科医師やスタッフへ気軽に相談できる環境が整っております。
また一般的な診療室のように、ほかの患者さんが入り流れることもありません。そのため、リラックスした状態で治療に専念できる点も大きな特徴です。
さらに個室は、多くの方が心配しているであろう「感染予防」にも極めて有効といえます。
歯を削るときなどに発生する微粒子の「エアロゾル」を飛散させる心配がなく、患者さんとの間で起こりうる感染リスクを低減させることが可能です。
ご家族に優しい広い診療室と環境づくり
当院はバリアフリーの歯科医院となっており、ご家族と一緒に来院しやすいつくりになっております。ベビーカーでお越しいただいた場合も、診察室までそのまま入っていただけますのでどうぞご安心ください。
なお診察室はすべて個室なので、お子さまの機嫌や院内感染を気にして神経質になる心配がありません。ストレスを感じることなく治療を受けられます。
当院ではDVDプレーヤーや絵本、おもちゃなどをご用意した可愛いキッズスペースを完備しています。
キッズスペースで1人で待てないお子さんにはキッズスペースで気に入った絵本やおもちゃを選んでもらい一緒に同室頂けます。
また診療室内にもキッズ用の椅子、DVDプレーヤーをご用意しています。
子育て中の方も、治療を後回しにせずお早めにご来院ください。
患者さんの視点に立ったわかりやすい説明
皆さんは今までに、歯科医師からの説明が不十分なまま治療を施された経験はありませんか?
中には提案された治療方針に疑問があっても、尋ねづらい雰囲気であればそのまま進めてしまう方が多いのが現実です。あとで後悔しても、削った歯を治療前の状態に戻すことはできません。
当院ではそのようなことがないよう、「患者さんが納得できる、わかりやすい説明と最善のアドバイスを行う」ということを徹底しております。
診察時は症状を十分に聴取した上でお口の状態を確認し、治療方針を患者さんへ丁寧にご説明。不明点や質問があれば都度お尋ねいただき、患者さん一人ひとりに寄り添った最善のアドバイスを行います。
治療方針は「できる限り歯を残すこと」
当院は、患者さんの歯をできる限り残す「ミニマルインターベンション」という治療方針を採用しております。
患者さんが生まれ持った歯の寿命を長くすることを考え、最大限に残せる治療を行うのです。
一昔前は「歯医者=歯を削る、抜くところ」という認識が広く浸透していましたが、その考え方は2000年ごろから少しずつ変化しています。
というのも、以前の歯科治療では予防を目的として、むし歯になりそうな箇所をあらかじめ削って治療するのが一般的でした。しかし治療をした歯でも、時間の経過とともに周囲からむし歯が進行するケースが存在するのです。
生まれ持った歯は、一度削ると元の状態に戻すことができません。
歯を削ったり抜いたりすることが、必ずしもよいとは限らないのです。
以上のことから、当院ではミニマルインターベンションを治療方針としております。安心してご来院ください。