みなさんはご自身の歯がいま何本残っているかご存じですか?
恐らく多くの方がご存じないと思います。それだけ日本人は歯に関心が無いのが現状です。
その関心の無さから多くの方が歯を失い、失って初めて歯の重要性に気づきます。
予防歯科(定期検診)とは?
もしかしたら「歯医者は歯が痛くなってから行くところ」「歳をとれば歯は少なくなって入れ歯にするもの」と思っていらっしゃる方がいるかもしれません。
確かに今までは、一時的な痛みの緩和や治療を目的とした対症療法の考えが一般的でした。しかし最近の医療界では、予防的な側面が非常に重要視されています。トラブルの原因を突き止めて取り除くことや、行動を改善させることが優先事項となっています。
特に歯科では、一度むし歯や歯周病になると元通りにできないことがほとんどです。
歯を失えば失うほど食事を美味しく食べることができなくなります。
歯を失い困っている患者さんをたくさん診てきているからこそ予防歯科の重要性を早い段階で皆さんにお伝えしていきたいと考えています。
また予防歯科(定期検診)により生涯歯に費やす時間と経済的負担も抑えることができます。
今からでも大丈夫です。残せるはずの歯をこれからもしっかり残していけるようサポート致します。予防歯科は早く始めるほど効果があります。一緒に頑張っていきましょう。
予防歯科の重要性
予防歯科が大切だと急に言われても、ピンと来ない方がいるかもしれません。
ある調査で「仕事をリタイアする前にやっておけばよかったと後悔したこと」を尋ねたところ、驚きの結果が得られました。
なんと55~59歳では第3位、70~74歳では第1位に「歯の定期健診を受ければよかった」がランクインしたのです!
このように歯を失って後悔している方がかなり多いことが分かります。
現在日本人の80歳時点での残存歯の数は、平均で約10本とされています。50歳を過ぎると半数以上が入れ歯に頼っているのが現状です。そして年齢を重ねるにつれて、その割合は上昇します。
一方で欧米人の同じ年齢では、日本人の倍程度の残存歯があります。歯科治療に対する考え方や姿勢の違いによる結果が、顕著にあらわれているのです。
「痛くなる前に、定期的に歯科医院へ通う」ということが、いかに大切なのかがわかりますよね。
あかね歯科クリニックでは、生涯、自分の歯で美味しく楽しく食事をすることをサポート致します。