フッ素って安全なの?

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

こんにちは(^^♪

明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります “あかね歯科クリニック”院長の中田です。

今回は『フッ素(フッ化物)』についてお話します。

むし歯予防に「フッ素」がいいことをご存知の方も多いと思いますが、普段診療をしていて保護者の方から「フッ素って何歳から始めるの?」「小さい子どもにフッ素は安全なの?」などフッ素について様々な不安や疑問を聞くことがあります。


フッ素は、適切に使用することにより、むし歯予防に効果的かつ安全なものになります。

小さいお子さんの歯は生えたばかりで表面がとても柔らかく、むし歯菌に対して非常に無防備な状態です。

むし歯への予防効果を高めるためには乳歯の生えてくる時や永久歯へと生え変わるタイミング(歯の形成期)にフッ素を応用することが重要です。

1.むし歯予防のためのフッ素の応用

●全身的なフッ素の応用

食品(肉・野菜・海産物・果物・お茶など)から摂取されたフッ素は胃や腸から吸収され、その多くは尿から排泄されますが一部は骨や歯に取り込まれます。

むし歯予防のため水道水にフッ素が添加されている国もあります。

●局所的なフッ素の応用

①歯に塗布する方法

定期的に歯科医院で行う。フッ素濃度が高く効果が高い。

②フッ素入り歯みがき剤・ジェル・泡

 家庭で毎日行う。手軽に利用できる。

③洗口法(うがい)

家庭や保育所・幼稚園・学校でも手軽にできる

2.局所的なフッ素の効果

歯質の強化

酸に溶けにくい性質の強い歯を作る

★細菌を抑制

むし歯の原因菌の働きを弱め、酸を作る量を抑える

むし歯になりかかった部分を修復

歯の再石灰化を促進

フッ素によるむし歯予防は、生えて間もない歯に最も効果が大きく出ますが、子どもだけでなく成人の歯と歯の間や歯の根にできるむし歯にも効果があるので、全年齢を対象に応用することができます。

3.フッ素って安全なの?

フッ素の過剰摂取は問題ですが、日本で主体となっている局所的な応用の場合は過剰摂取にならないよう配慮された濃度のフッ素を使用しているので正しく使用すれば安全です。

「歯に塗布する方法」

歯科医院で行う高濃度フッ素塗布ですが、歯科医師・歯科衛生士の管理下で行われるため、塗布後に口の中に残ったくらいでしたら問題ありません。

「フッ素入り歯磨き剤・ジェル・泡」

幼児用はかなり濃度を低くしてあり(大人の1/2~1/10の濃度)、多少飲み込んでも安全なようにつくられています。

※6歳未満のお子さんには大人用の使用は控えましょう。

「洗口法(うがい)」

使用するフッ素は低濃度ですが毎回飲み込んでしまうと過剰摂取となるため、うがいをして吐き出せる年齢(3~4歳以上)になってから使い始めます。

【まとめ】

子どもから大人まで使用できるフッ素ですが、フッ素を応用したから“絶対にむし歯にならない”と思うのは間違いです。

適切に使用すればむし歯予防になりますが、それにはフッ素だけでなく普段からの正しい歯磨きや食生活の改善・甘味料のコントロールが大切です。

私たち歯科医師、歯科衛生士は生活習慣や、個人にあった正しいフッ素応用方法・歯磨き指導なども行い皆さんの健康なお口を守るサポートをさせていただきます。

気になることや不安なことがありましたら明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります“あかね歯科クリニック”にお気軽にご相談してください♪

最後までご覧頂きありがとうございました。

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

明石市大久保町の歯科医院(歯医者)のあかね歯科クリニックではむし歯治療、歯周病治療、予防歯科、小児歯科、マタニティ歯科、赤ちゃん歯科、審美歯科、ホワイトニング、入れ歯、抜歯、インプラント、小児矯正、成人矯正など様々な歯科治療を受けることが可能です。

治療内容の説明をしっかり行い、納得して頂いた上で痛みの少ない治療(無痛治療)を心掛けて進めて参ります。

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