歯周病だとお腹の赤ちゃんに影響があるの?

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

こんにちは(^^♪

明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります“あかね歯科クリニック”院長の中田です。

今回は「歯周病と早産(低体重児出産)の関係」についてお話します。

妊娠中はお口の中の様々な変化がみられやすくなります。

1.妊娠中に見られやすいお口の変化

●歯ぐきが腫れやすい

●歯ぐきが出血しやすい

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●口の中がネバネバする

●歯が痛い

2.妊娠中にお口の中が変化しやすい理由は?

このような症状は妊娠による女性ホルモンの変化や、つわりによる食生活・歯みがきなどの生活習慣の変化が原因となっているものと考えられます。

妊娠して女性ホルモンが急増すると、女性ホルモンを好む歯周病細菌が増えて、歯肉の炎症が起こりやすくなります。

また、妊娠により唾液が酸性になってお口の中がネバネバしやすくなります。

さらに、つわりで食事の好みが変化したり、空腹を避けるため間食の回数が増えたり、吐きやすいため歯みがきが十分にできなかったりします。

すると、お口の中の衛生状態も不良になり、歯肉炎がひどくなってしまいます。

3.妊婦の歯周病は早産(低体重児出産)のリスクを高める!?

歯周病』は大きく①歯肉炎②歯周炎に分けられます。

歯肉炎・・・歯ぐきの炎症や腫れにとどまった状態

歯周炎・・・歯肉炎が進行・悪化し歯を支えるまで溶け始める状態

女性ホルモンの変化により生じやすい歯肉炎は、出産後にホルモンが元に戻ると症状も治ってきます。
ただし、歯肉炎が進行・悪化し歯周炎になってしまうと色々と問題が出てきます。

近年、様々な歯周病の全身への関与が分かってきました。これは歯周病による炎症が血流を介して全身に波及するために起こるとされていますが、中でも妊娠している女性が歯周炎に罹患している場合、早産(低体重児出産)のリスクが高くなることが指摘されています。

そのリスクは実に7倍にものぼると言われ、タバコやアルコール、高齢出産などよりも高い数字です。

産まれてくる元気な赤ちゃんのため、安心して出産を迎えるためにも、歯周炎の重症化は防ぎたいものです。

4.妊娠中に歯周病が悪化しないためには

・できるだけきちんと歯みがきをする

・安定期のうちに歯科医院で歯周病の治療を受ける

・妊娠前から適切な検査や治療、予防処置を受ける

ことなどが望まれます。

つわりで歯磨きが難しいときは無理せずにブクブクうがいだけでもするようにしてみてください。

何かお口に入れていないと気分が悪い場合には、むし歯予防にもなるキシリトールガムを活用することをおすすめします。

そして1日の中で気分の落ち着いている時に少しずつでも丁寧に歯みがきをすることで、歯周病を悪化させないようにしましょう。

【まとめ】

妊娠中、思うようにお口の管理が出来ず不安に思うことがあると思います。

妊娠が分かってから出産まで安心して過ごせるよう、お口の中の環境を私たち歯科医院スタッフと一緒に守っていきましょう。

そのためには普段から歯周病やむし歯にならないよう歯科医院での定期的なメインテナンスを受けることも大切です。“あかね歯科クリニック”ではスタッフ一同、お母さんと生まれてくる赤ちゃんのためにもお口の健康を管理するサポートをさせていただきます。

何か分からないことや不安に思うことがありましたら明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります”あかね歯科クリニック”にお気軽にご相談してください♪

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

明石市大久保町の歯科医院(歯医者)のあかね歯科クリニックではむし歯治療、歯周病治療、予防歯科、小児歯科、マタニティ歯科、赤ちゃん歯科、審美歯科、ホワイトニング、入れ歯、抜歯、インプラント、小児矯正、成人矯正など様々な歯科治療を受けることが可能です。

治療内容の説明をしっかり行い、納得して頂いた上で痛みの少ない治療(無痛治療)を心掛けて進めて参ります。

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