〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
公開日:2024年2月1日
最終更新日:2026年2月17日
こんにちは(^^♪
明石市大久保町の歯医者、あかね歯科クリニック院長の中田です。

「子どもの歯の本数が多い気がする」
「前歯の間に隙間があって心配」
「永久歯がなかなか生えてこない」
このようなお悩みの原因の一つに 過剰歯(かじょうし) があります。
過剰歯とは、通常より多くの歯が存在する状態のことをいい、永久歯の生え変わりを妨げたり、歯並びに影響を与えることがあります。
今回は、子どもに多く見られる過剰歯について、原因・症状・治療の必要性を分かりやすく解説します。
過剰歯とは?

過剰歯とは、通常の歯の本数より多く歯が存在する状態です。
一般的な歯の本数は
・乳歯:20本
・永久歯:28本(親知らず含めると32本)
ですが、過剰歯の場合はそれ以上の歯が存在します。
特に永久歯で多く見られ、男児にやや多い傾向があります。
実際に当院でも過剰歯のご相談は少なくありません。
多くは 6〜7歳頃のレントゲン検査 で発見されます。
過剰歯の特徴

過剰歯は正常な位置に生えることは少なく、
✔ 骨の中に埋まっている
✔ 横向きに生えている
✔ 永久歯の進路を邪魔している
といった状態で見つかることが多いです。
その結果、
・永久歯が生えてこない
・歯並びが乱れる
・すきっ歯になる
などの影響が出ることがあります。
過剰歯の原因は?
過剰歯は、歯の卵(歯胚:しはい)が通常より多く形成されたり、分裂することで起こると考えられています。
しかし、はっきりした原因はまだ解明されていません。
遺伝的要因の関与も指摘されています。
発生頻度は 約1〜2% とされており、比較的まれですが珍しいものではありません。
過剰歯があると何が問題?
過剰歯は無症状のこともありますが、次のような問題を引き起こすことがあります。
✔ 永久歯が生えてこない
過剰歯が邪魔をして永久歯が出てこないことがあります。
✔ 歯並びが悪くなる
前歯の間に隙間(正中離開)ができることがあります。
✔ 周囲の歯を押してしまう
歯根吸収などの影響が出る場合もあります。
影響がない場合は経過観察になることもありますが、悪影響がある場合は抜歯が必要です。
過剰歯はどうやって気づく?

次のような場合は過剰歯の可能性があります。
✔ 前歯の間に隙間がある
✔ 乳歯が抜けたのに永久歯が生えない
✔ 歯が変な位置から出てきた
✔ 片側だけ生え変わりが遅い
ただし、成長過程で一時的に隙間ができることもあるため、診断には レントゲン検査 が必要です。
過剰歯の治療方法
治療は主に 抜歯 になります。
ただし、
✔ 永久歯に影響がない
✔ 症状がない
場合は経過観察になることもあります。
抜歯のタイミングは
👉 永久歯の位置
👉 成長段階
👉 過剰歯の向き
によって変わります。
専門的な判断が重要です。
全身麻酔が必要になることはある?
次のような場合は全身麻酔での処置が選択されることもあります。
・年齢が小さい
・恐怖心が強い
・骨の深い位置にある
・難易度が高い
全身麻酔は専門医が管理し安全に行われます。
当院では必要に応じて専門医療機関へご紹介できる体制を整えていますのでご安心ください。
早期発見がとても重要です

過剰歯は外から見えないことも多く、気づきにくい特徴があります。
しかし、早期に発見できれば
✔ 永久歯の正常な萌出を促せる
✔ 矯正治療を避けられる可能性がある
などのメリットがあります。
定期検診でのレントゲン確認が重要です。
まとめ|過剰歯は珍しくない子どもの歯の問題です
過剰歯は
・約1〜2%に見られる
・永久歯の生え変わりに影響する
・早期発見が重要
という特徴があります。
過度に心配する必要はありませんが、
「念のため確認する」ことが大切です。

明石市大久保町の歯医者・あかね歯科クリニックでは、お子さんの生え変わり時期のチェックやレントゲン診断も行っています。
「様子を見て大丈夫かな?」
と感じたら、お気軽にご相談ください。
Web予約(初診の方のみ)はこちら
最後までお読みいただきありがとうございました。
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