〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
こんにちは(^^♪
明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります“あかね歯科クリニック”院長の中田です。
「離乳食をあまり食べてくれない…」
「食べムラがあって心配です…」
そんなお悩み、実はとても多くのママ・パパから聞かれます。
離乳食の本には月齢ごとの進め方が詳しく書かれていますが、お口の中の発達スピードには個人差があるため、「教科書どおり」にいかないこともあります。
今日はそんな離乳食初期(生後5〜6か月ごろ)に知っておいてほしい、お口の発達と離乳食の関係について解説します!
1.離乳食がうまく進まないのは「お口の準備不足」かも?
赤ちゃんがうまく食べられない理由のひとつに、
『お口の機能がまだ“離乳食に対応できる状態になっていない』ことがあります。
✔ 食べ物を唇で取り込む
✔ 口を閉じて「ごっくん」できる
✔ スプーンを押し返す原始反射が消えている
こうしたお口の準備が整っていないと、どんなに月齢通りに食事を進めても、赤ちゃんにとっては難しいです。

2.離乳食初期のお口の発達とは?
離乳食初期(5~6か月ごろ)の時期には
●下の前歯が生え始める
●唇を使って食べ物を取り込める
●「乳児の飲み込み(乳児嚥下)」から「大人の飲み込み(成熟嚥下)」への移行が始まる
といった大事な変化があります。
この移行がスムーズにいくかどうかで、今後の食べ方・歯並び・口呼吸の有無にも影響してきます。
3.離乳食のあげ方にもコツが!
赤ちゃんのお口の機能を育てるには、食べさせ方の工夫がとても大切です。
☑ 離乳食をあげるときのポイント
1.スプーンは平たく、幅は口の横幅と同じくらい
2.口の奥まで入れすぎない
3.スプーンを上あごにこすらない
舌が出てしまったり、口をしっかり閉じられなかったりしても、最初は大丈夫です!

スプーンを下唇にちょこんと乗せるだけで、赤ちゃんが自分で口を閉じて取り込む練習ができます。
これは将来の正しい飲み込み方(成熟嚥下)や鼻呼吸の習慣化にもつながります。
4.離乳食の形・与え方にも注意!
この時期の食形態は、
ヨーグルトくらいのなめらかなペースト状が理想です。

たとえば、十倍粥をすりつぶさずそのまま与えると、水分が舌の上で広がり、赤ちゃんはミルクと同じ飲み方で対応しようとします。
それでは、口の動きが正しく育たない原因になります。
食材はきちんと裏ごしやブレンダーなどで滑らかにし、水分が分離しない状態にしてあげてください。
また、まだ重力を使った飲み込みが残っているため、椅子を少し倒してあげると飲み込みやすくなります。
5.マグやストローはまだ使わないで!

「そろそろストローも練習しなきゃ」と思うかもしれませんが、
マグやストローの早期使用はNGです!
マグやストローは乳児嚥下のまま飲んでしまうクセがつきやすく、お口の発達にとってはマイナスです。
水分はまだ母乳か哺乳瓶で。
お水を与えるときは、コップ飲みの“すすり飲み”を練習していくのが正しい順序です。
6.まとめ
離乳食を通して
●食べる
●話す
●呼吸する
●歯並び
といったお口全体の機能が育っていきます。
お口の正しい機能を育てるためには、成長段階ごとに大切なポイントがあります。
歯やお口の発達には個人差があるため、ひとりひとりのペースに合わせた食事のサポートが大切です。

あかね歯科クリニックでは、お子さんが「食べることって楽しい!」と感じられるように、親御さんと一緒にスタッフ全員で支えていきたいと考えています。
気になることやご不安があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
明石市大久保町の歯科医院(歯医者)のあかね歯科クリニックではむし歯治療、歯周病治療、予防歯科、小児歯科、マタニティ歯科、赤ちゃん歯科、審美歯科、ホワイトニング、入れ歯、抜歯、インプラント、小児矯正、成人矯正など様々な歯科治療を受けることが可能です。
治療内容の説明をしっかり行い、納得して頂いた上で痛みの少ない治療(無痛治療)を心掛けて進めて参ります。
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