〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
こんにちは(^^)/
明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります “あかね歯科クリニック”院長の中田です。
今回は『王様の歯とも呼ばれる、6歳臼歯(ろくさいきゅうし)』についてお話します。
お口の中で「一番大切な歯」と呼ばれるのはどの歯かご存じですか?
乳歯(子どもの歯)はだいたい1歳ごろに、上下の前歯4本ずつの計8本が生え揃います。また3歳過ぎ頃に第二乳臼歯までの計20本が生えそろいます。
そして6歳ごろを目安に、第二乳臼歯の奥に永久歯(大人の歯)である6歳臼歯が生え始め、乳歯から永久歯への交換期に入ります。
この6歳臼歯は「王様の歯」と呼ばれることもあり、その理由として6歳臼歯が永久歯の中で最も大きな歯であり、噛む力もとても強いことが挙げられます。また6歳臼歯は、後から生えてくる他の歯の位置の基準となることも理由の一つです。
・・・しかし6歳臼歯には弱点があります。
【6歳臼歯の弱点って?】
- 生え始めてから(歯の頭が見え出してから)しっかり生えきるまでに時間がかかる
- 噛む面に溝が多い上に深く、汚れが溜まりやすい
- 生え始めは硬さが十分でない
歯がしっかり生えきれば歯磨きもしやすいですが、中途半端な生え方をしている間は歯ブラシを当てにくいです。また噛む面に溝が多いことで汚れが溜まりやすく、硬さが十分でないことで細菌の影響を受けやすいです。
そのため6歳臼歯は最も大きく大切な歯でありながら、むし歯になりやすい歯でもあります。
また6歳臼歯は乳歯が抜けた部分から生えてくる歯ではなく、第二乳臼歯の後ろから生えてきます。そのため保護者の方が気づきにくく、歯磨きが十分にできないことがあります。
【6歳臼歯を守るコツはある?】
①歯磨きの方法を工夫する
生え始めは第二乳臼歯に隠れている上、歯の背が低く、歯ブラシが届きにくいです。
噛む面の溝も多く深いため、生え始めから1年ぐらいは「エッヘンみがき」という磨き方がおすすめです。
「エッヘンみがき」
歯ブラシを口の横から入れると、6歳臼歯の溝に歯ブラシの毛先をしっかり当てることができます。歯ブラシを歯の並びに添わせるのではなく、6歳臼歯だけは歯ブラシを横から当てて細かく動かしましょう。
②フッ素の力を活用する
フッ素は歯を強くします。フッ素が配合された歯磨き粉の使用や、フッ化物洗口剤でのうがい、歯科医院での定期的なフッ素塗布を受けましょう。
③定期検診を受ける
噛み合わせの溝が深く、歯磨きが難しい場合は、歯の溝を樹脂で埋める処置をすることもできます(シーラント処置)
6歳臼歯の状態だけでなく、お口の中全体の様子を歯科医師、歯科衛生士がしっかりと確認します。
④仕上げ磨きを行う
子どもが奥歯まで自分でしっかりと磨くのは簡単なことではありません。そのため保護者の方が仕上げ磨きを行い、お子さんの大切な歯を守るサポートをしてあげましょう。
【まとめ】
6歳臼歯の大切さは、子どもに限った話ではありません。80歳で20本の歯を残そうという「8020運動」には、6歳臼歯の存在が不可欠と言われています。一生使う大切な歯であるため、生え始めから丈夫できれいな「王様の歯」に育てましょう!
”あかね歯科クリニック”では、シーラント処置やフッ素塗布などむし歯の予防処置も行っています。
一緒に歯を丈夫にし、大切な歯を守っていきましょう!
最後までご覧頂きありがとうございました。
何か分からないことや不安なことがありましたら明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります”あかね歯科クリニック”へお気軽にご相談ください♪
〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
明石市大久保町の歯科医院(歯医者)のあかね歯科クリニックではむし歯治療、歯周病治療、予防歯科、小児歯科、マタニティ歯科、赤ちゃん歯科、審美歯科、ホワイトニング、入れ歯、抜歯、インプラント、小児矯正、成人矯正など様々な歯科治療を受けることが可能です。
治療内容の説明をしっかり行い、納得して頂いた上で痛みの少ない治療(無痛治療)を心掛けて進めて参ります。
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