子どもの下の歯が見えない?過蓋咬合の原因と対策

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
公開日:2025年12月1日
最終更新日:2026年2月18日

こんにちは(^^♪

明石市大久保町の歯医者・あかね歯科クリニック院長の中田です。


「子どもの下の前歯が見えない」
「話しにくそう」
「硬いものを嫌がる」

そんなお悩みはありませんか?

「子どもの下の歯が見えない」と検索して不安になっている保護者の方もいらっしゃると思います。

もしかするとそれは「過蓋咬合(ディープバイト)」と呼ばれる咬み合わせの問題かもしれません。

近年、私たちの診療でも過蓋咬合のお子さんが増えている印象があります。

見た目だけでなく、発音・食事・顎の成長にも影響を及ぼすため、早めの気づきと対策が大切です。

過蓋咬合(かがいこうごう)とは?

「い」と発音したときに、上の歯が下の歯を深く覆っている状態を「過蓋咬合」といいます。

下の前歯がほとんど見えなくなるのが特徴です。

過蓋咬合は、専門的には「ディープバイト」とも呼ばれ、子どもの歯並びの相談で比較的よく見られる咬み合わせのひとつです。

主な原因

・遺伝的要因

・舌の癖(舌を前に出す・舌を動かさない)

・口周りの筋肉の使い方や口呼吸

・咬む力の弱さ、歯ぎしり・食いしばり

・柔らかい食事が多い

・指しゃぶり・頬杖などの癖

・乳歯の早期喪失や奥歯の成長不足

また「ガミースマイル(歯ぐきがよく見える笑顔)」も、口呼吸や唇の筋力低下によるものが多く、過蓋咬合と関係することがあります。

過蓋咬合による影響

過蓋咬合は見た目だけでなく、お口の機能や健康にも影響します。

・舌の動きが制限され、発音(滑舌)に影響

・舌を動かさないことでむし歯や歯周病リスクが上昇

・奥歯を使わないため咬む力が弱くなり、偏食になりやすい

・生え変わり期に出っ歯(上顎前突)になりやすい

・将来的に顎関節症を引き起こすことも

つまり、早期発見・早期対策が重要です。

過蓋咬合の改善に向けてできること

👶 2〜3歳(乳歯列期)

・指しゃぶり・お口ポカンを改善し、鼻呼吸を習慣化

・柔らかいものばかりでなく、噛み応えのある食材を意識

・野菜スティックやお芋などを奥歯に運び、奥歯を使う練習をしましょう

👧 6歳以上(永久歯への生え変わり期)

・顎の成長を利用できる大切な時期。

・子どもの矯正治療(小児矯正)で咬み合わせの改善が可能です。

おうちでできる「お口育て」習慣

食卓の変化で「噛む力」が減り、顎の成長が追いつかないことも過蓋咬合の一因です。
遊びの中で自然にトレーニングできる方法もあります。

・風船をふくらませる

・笛やシャボン玉で遊ぶ

・舌で音を鳴らす練習

・ぶくぶくうがい・ガラガラうがいをマスター

“これだけで治る”というものではありませんが、お口の筋肉を正しく使う遊びを日常に取り入れることが大切です。

まとめ

過蓋咬合は「見た目」だけでなく、「食べる・話す・育つ」に関わる大切な問題です。

小さいうちから気づいてあげることで、将来の矯正負担や顎のトラブルを減らすことができます。

放置すると、大人になってから本格的な矯正治療が必要になることもあります。

明石市大久保町のあかね歯科クリニックでは、
お子さんの定期検診・咬み合わせチェック・予防矯正にも力を入れています。

お子さんの「噛む」「話す」「笑う」がもっと楽しくなるように、保護者の方と一緒にサポートしていきましょう。

「うちの子、大丈夫かな?」と感じたら、お気軽にご相談ください。
Web予約(初診の方のみ)はこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

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