銀歯が長持ちしない原因とは?寿命と対処法を歯科医が解説

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
公開日:2023年11月1日
最終更新日:2026年2月18日

こんにちは(^^♪

明石市大久保町の歯医者・あかね歯科クリニックの院長の中田です。

普段診療をしていると、

「この銀歯、かなり昔に治療したものですが大丈夫でしょうか?」

とご相談をいただくことがあります。

実は、詰め物や被せ物には寿命があり、銀歯は特に長持ちしにくい材料と言われています。

そこで今回は

✔ 銀歯の寿命
✔ 長持ちしない原因
✔ 再治療のサイン
✔ 長持ちさせる方法

について分かりやすく解説します。

銀歯の寿命はどれくらい?

個人差はありますが、銀歯の平均寿命は 約5年程度 と言われています。

もちろん

✔ 歯磨き習慣
✔ 噛む力
✔ 歯ぎしり
✔ 定期検診の有無

によって大きく変わりますが、材料の性質上、長期的に見ると劣化しやすい特徴があります。

銀歯が長持ちしない主な原因

① 金属の腐食(サビ)

銀歯は金属のため、お口の中で少しずつ腐食します。

口の中は

✔ 唾液
✔ 温度変化
✔ 酸性環境

があるため、金属にとって過酷な環境です。

腐食すると歯との境目に隙間ができ、そこから細菌が侵入します。

② むし歯の再発(二次むし歯)

銀歯治療後に最も多いトラブルが 二次むし歯(再発) です。

銀歯と歯の境目は段差ができやすく、汚れが溜まりやすいため、再発リスクが高くなります。

見た目では分かりにくく、気づいたときにはむし歯が進行していることも少なくありません。

③ 噛む力による変形

金属は強い素材ですが、長年の噛む力によってわずかに変形します。

その結果、

👉 歯との適合が悪くなる
👉 隙間ができる

という問題が起こります。

日本人に銀歯が多い理由

日本では健康保険制度により、比較的低価格で銀歯治療が受けられます。

これは大きなメリットですが、保険診療は

「生活に支障が出ない最低限の機能回復」

が目的となっています。

そのため、長期的な耐久性という点では限界があります。

海外では審美性や長期安定性を重視し、金属を使用しない治療が主流になっています。

銀歯の中でむし歯が再発しているサイン

見た目では分かりにくいですが、次のような症状は要注意です。

✔ 銀歯との境目に段差がある
✔ 歯ぐきが腫れる・出血する
✔ フロスが引っかかる
✔ 食べ物が挟まりやすい
✔ ニオイが気になる
✔ 過去に外れたことがある
✔ 治療から5年以上経過している

1つでも当てはまる場合は、むし歯再発の可能性があります。

銀歯を長持ちさせる方法

完全に劣化を防ぐことは難しいですが、次のことが重要です。

✔ 丁寧な歯磨き
✔ フロス・歯間ブラシ使用
✔ 定期検診
✔ 歯ぎしり対策(マウスピース)

定期的なチェックにより、早期発見が可能になります。

銀歯以外の選択肢もある

現在は銀歯以外にも、むし歯の再発リスクが低く長持ちしやすい材料があります。

例えば

✔ セラミック
✔ ジルコニア
✔ ハイブリッド素材

などです。

これらは

✔ 接着性が高い
✔ 汚れが付きにくい
✔ 腐食しない

というメリットがあります。

まとめ|銀歯は定期チェックが重要

銀歯は性質上、長期的には劣化しやすい材料です。

しかし

✔ 定期検診
✔ 清掃習慣

がしっかりしていれば、長持ちしている方もいます。

5年以上経過している場合は、一度チェックをおすすめします。

あかね歯科クリニックの考え方

明石市大久保町の歯医者・あかね歯科クリニックでは

✔ むし歯を再発させにくい治療
✔ 長期的に歯を守る治療

を大切にしています。

材料選択についても、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明した上で患者さんと一緒に決めていきます。

人生100年時代。

「悪くなったら治す」ではなく
「悪くならないように守る」

という考え方が大切です。

何か分からないことや不安がありましたらお気軽にご相談ください。
Web予約(初診の方のみ)はこちら

最後までご覧頂きありがとうございました。

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あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

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