歯並び・噛み合わせが歯の寿命に与える影響とは?8020との関係

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
公開日:2024年5月1日
最終更新日:2026年2月17日

こんにちは(^^♪

明石市大久保町の歯医者、あかね歯科クリニック院長の中田です。

8020運動とは?歯を残すための目標

みなさんは「8020(ハチマルニイマル)運動」という言葉を聞いたことがありますか?

これは
「80歳で20本以上の自分の歯を保つ」
という健康目標を掲げた取り組みです。

20本以上の歯が残っていれば、食生活に大きな支障が出にくいと考えられています。

8020達成率は年々向上しており、

・1989年:約7%

・2005年:21.1%

・2017年:51.2%

・2022年:51.6%

と大きく改善しています。

これは予防歯科の普及や国民の意識向上の成果といえます。

歯並び・噛み合わせと8020達成率の関係

興味深い研究として、噛み合わせの状態と8020達成率の関連が報告されています。

研究では以下の結果が示されています。

・正常咬合(理想的な噛み合わせ)
 → 8020達成率 84.6%

・歯並びがガタガタ
 → 8020達成率 28.8%

・反対咬合(受け口)
 → 達成者 0人

・開咬(前歯が噛み合わない)
 → 達成者 0人

(参考:竹内ら 歯科学報 2005)

つまり、噛み合わせが良い人ほど歯を失いにくいという傾向が示されています。

なぜ歯並びが悪いと歯の寿命が短くなるの?

主な理由は3つあります。

① 清掃が難しくなる(むし歯・歯周病リスク増加)

歯並びが乱れていると、

・歯ブラシが届きにくい

・汚れが溜まりやすい

結果として

✔ むし歯
✔ 歯周病

のリスクが高くなります。

歯を失う主な原因は「歯周病」と「むし歯」です。
特に歯周病は自覚症状が少ないまま進行するため、
定期検診による早期発見が歯の寿命を左右します。

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② 噛む力のバランスが崩れる

噛み合わせが悪いと、

・一部の歯に負担が集中

・歯の破折や動揺

・歯周組織のダメージ

が起こりやすくなります。

特に受け口や開咬では奥歯への負担が大きくなりやすいです。

③ 歯を失う連鎖が起こる

1本歯を失うと、

・噛み合わせがズレる

・他の歯に負担がかかる

・さらに歯を失う

という悪循環が起こります。

歯並びが良い人は歯を守りやすい

歯並びが整っていると、

✔ 歯磨きしやすい
✔ 噛む力が均等
✔ 歯周組織への負担が少ない

結果として、歯の寿命が長くなります。

実際の臨床でも、

歯並びが悪い方ほど早期に歯を失う傾向を感じます。

子どものうちの矯正が重要な理由

歯並びは見た目だけの問題ではありません。

✔ 将来の歯の寿命
✔ 咬み合わせの安定
✔ むし歯・歯周病予防

に大きく関係します。

成長期であれば、

顎の成長を利用した治療が可能な場合もあります。

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まとめ|歯並びは歯の寿命を左右する重要な要素

8020達成者に共通する特徴として、

良好な噛み合わせが挙げられます。

歯並び・噛み合わせは、

✔ 見た目
✔ 咀嚼機能
✔ 歯の寿命

すべてに影響する重要な要素です。

人生100年時代。

将来も自分の歯で食事を楽しむためには、

「悪くなってから治す」ではなく
「悪くならないように守る」

という考え方が大切です。

明石市大久保町の歯医者・あかね歯科クリニックでは、

✔ 歯並び相談
✔ 咬み合わせチェック
✔ 予防歯科

を行っています。

お子さんの歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。

Web予約(初診の方のみ)はこちら

最後までご覧いただきありがとうございました。

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

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