〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜２丁目４−１９
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
こんにちは(^^♪
明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります “あかね歯科クリニック”院長の中田です。
今回は『子どもの成長とお口の関係』についてお話します。
食べるものや遊び方、言葉の変化などを見ていると、「子どもの成長は早いな～」と感じませんか？
赤ちゃんのころは親との触れ合いが主ですが、幼稚園や小学校、中学校などへ行くと社会との関わりを持つようになります。
これにより話すこと、食べること、考え方などたくさんの変化が見られるようになります。
行動や考え方が変化すると、合わせてお口の中も以下のように変化します。
１.新生児期
(生まれてから生後４週までの１か月間)
<特徴>
・哺乳時以外は眠っていることが多く、不快感を感じると泣いて訴える
・音や光には反応する
<お口の中>
・唇と舌の感覚はよく発達している
・基本的には歯が全くない
・まれに生まれつきあるいは新生児期に、下の前歯が生えていることがある(先天歯)
・先天歯は先端が尖っており、授乳時に舌の裏側に潰瘍を作ることがある(リガ・フェーデ病)
→歯科医院で尖っている部分を丸めてあげることで改善されます！
２.乳児期
(生後1か月から1歳になるまで)
<特徴>
・栄養は母乳やミルク、離乳食から得る
・言葉や歌に反応し、目を合わせたり目で追うことができたりするようになる
・人見知りをするようになる
<お口の中>
・乳児期後半ごろから下の前歯が生え始める
・1歳ごろまでには上下前歯が4本ずつ、計8本生える(時期には個人差がある)
３.幼児期
(1～６歳まで)
<特徴>
・運動や言語機能の発達
・情緒と社会性も発達する
<お口の中>
・幼児期前半は乳歯が生える時期
・就寝前の授乳を続けるなど誤った授乳行為をすると、「哺乳う蝕」というむし歯を引き起こすことがある
・歩き始めは転ぶことにより、歯やお口の中を負傷することがある
・幼児期後半になると、顎の小さい子どもは歯並びや咬み合わせに影響の出ることがある
・4歳を過ぎると家族以外との交流が増え、おやつなど甘いものを食べる機会が増えることでむし歯のリスクが高くなる。
４.学童期
(７～１２歳までの小学生)
<特徴>
・安定した身体の成長
・運動機能や言語機能の発達
・集団生活を通して社会性が発達し、自主性が養われる
<お口の中>
・歯の生え変わりにより乳歯と永久歯が混在している時期
・乳歯にむし歯がある場合、永久歯も早期にむし歯になる可能性がある
・永久歯が生えたてのころは、歯ブラシが当たりにくく虫歯になりやすい
・学校や習い事などで忙しくなると、歯磨きが不十分になり歯肉炎になることがある
５.思春期
(高校生くらいまで)
<特徴>
・思春期の開始・終了年齢は個人差が大きい
・男女ともに身体に変化がみられる
・自我に目覚め、親から自立しようとする
・情緒的にも不安定で、第二反抗期が始まる時期
<お口の中>
・身体の増大と前後して顎の成長が起こる
・全ての歯が永久歯へと生え変わる中で、さまざまな咬み合わせや歯並びの異常が起こる
・親の管理が緩むことで歯磨きが不十分になり、歯肉炎や若年性の歯周炎を引き起こすことがある
・食事が不規則になり間食が増え、生えたばかりの永久歯がむし歯になるリスクが高くなる
【まとめ】
成長時期に合わせて、むし歯や歯肉炎、歯並び、咬み合わせなどお口の中にも問題が出てきます。
いずれも予防したり改善したりするためには、早期に気づき対処することが重要です。
そのためには子どものころから歯科医院で定期的な検診を受けることが大切です。
またお口のトラブル改善には、本人の努力やご家族の協力も欠かせません。
明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります”あかね歯科クリニック”では、それぞれに合った歯磨き方法の指導や、専門的なクリーニングを通じてお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談下さい♪
〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜２丁目４−１９
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
明石市大久保町の歯科医院(歯医者)のあかね歯科クリニックではむし歯治療、歯周病治療、予防歯科、小児歯科、マタニティ歯科、赤ちゃん歯科、審美歯科、ホワイトニング、入れ歯、抜歯、インプラント、小児矯正、成人矯正など様々な歯科治療を受けることが可能です。
治療内容の説明をしっかり行い、納得して頂いた上で痛みの少ない治療(無痛治療)を心掛けて進めて参ります。
