指しゃぶりはいつまで見守るべき?

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

こんにちは(^^♪

明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります“あかね歯科クリニック”院長の中田です。

今回は皆さんからよく質問を頂く「お子さんの指しゃぶり」についてお話をします。

1.成長に大切な指しゃぶり

指しゃぶりは1歳までのほとんどの赤ちゃんがしていますが、実はお母さんのお腹の中にいる頃からすでに行っています。妊婦検診でお腹の超音波検査をした際にお腹の中で指しゃぶりをしている様子が確認されることもありますよね。

赤ちゃんにとって指しゃぶりは大切な遊びの1つであると同時に、お腹にいる時から生まれてからお母さんの母乳を吸う準備をしているようです。

また赤ちゃん時代の指しゃぶりは自分には指と口があると理解している成長サインでもあり、手と足の協調運動の発達を促すものと考えられています。

生後半年頃からは指だけでなく手に取ったものをお口の中に入れようとします。これは赤ちゃんのお口や手の感覚を育む大切な遊びであるため無理にやめさせるのではなく、清潔安全なおもちゃを用意してしっかりやらせてあげましょう。

1歳を過ぎ言葉を話せるようになったり、歩けるようになったら外で遊び始め、指しゃぶりの頻度が自然と減るため全体の約3/4のお子さんは2歳になる頃には指しゃぶりを卒業するようです。

2.指しゃぶりへの対応

赤ちゃん時代の成長に必要だった指しゃぶりも長期に続いてしまうと歯並びが悪くなってしまいます。

通常、乳歯の嚙み合わせに異常が無いかの判断は、乳歯の奥歯が生えそろう2歳半から3歳以降に行います。

3歳までの指しゃぶりは子どもにとって安心やストレス緩和などの生理的なものとして心配せず様子をみてもよいですが、3歳を過ぎたらできるだけやめられるように、少しずつ頻度を減らしていきたいです。

3歳を過ぎると保育園や幼稚園に通うことにより生活環境が大きく変化するため指しゃぶりの回数が自然に減ってくることが期待できますが、その反面新しい環境に馴染めず不安やストレスから指しゃぶりをやめられないお子さんもいます。

その場合は3~4歳くらいまでは指しゃぶりの頻度が減っているのであればあまり神経質にならず見守りましょう。

その際、決して指しゃぶりをするのを怒鳴ったり無理にやめさせることはせず、お子さんの生活状況を見ながら手を使って遊ぶ環境づくりや親子でのおしゃべりやスキンシップを増やして、指をしゃぶる時間を減らすような対応を考えてみましょう。また寝る時には指しゃぶりの代わりにお母さんやお父さんが手を繋いで寝てあげるのもおすすめです。

3.長期の指しゃぶりは子どもの歯並びに影響

5歳を過ぎても長時間の指しゃぶりが続く場合はその後の永久歯の歯並びに悪影響となるリスクが高いため歯医者さんに相談しましょう。
5歳をすぎるとお子さん自身も指しゃぶりが恥ずかしいと思っていてもどうしてもやめられなくなっている可能性があります。指しゃぶり卒業に向け、お子さんの性格や生活環境を考慮したサポートが必要です。

赤ちゃんにとってとても大事な指しゃぶりですが時期によっては周囲のサポートにより卒業させてあげるお手伝いが必要となります。

明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります“あかね歯科クリニック”ではお子さんが指しゃぶりを卒業できるよう一緒にサポートさせて頂きますので、分からないことや不安なことがありましたお気軽にご相談ください♪

最後までご覧頂きありがとうございました。

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史

明石市大久保町の歯科医院(歯医者)のあかね歯科クリニックではむし歯治療、歯周病治療、予防歯科、小児歯科、マタニティ歯科、赤ちゃん歯科、審美歯科、ホワイトニング、入れ歯、抜歯、インプラント、小児矯正、成人矯正など様々な歯科治療を受けることが可能です。

治療内容の説明をしっかり行い、納得して頂いた上で痛みの少ない治療(無痛治療)を心掛けて進めて参ります。

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