糖尿病と歯周病の深い関係とは?血糖値への影響と予防のポイント

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
公開日:2021年11月2日
最終更新日:2026年2月23日

こんにちは(^^♪

明石市大久保町の歯医者、あかね歯科クリニック院長の中田です。

今回は

「糖尿病と歯周病の関係」

についてお話します。

糖尿病と歯周病は一見まったく別の病気のように思えますが、

実は

相互に影響し合う深い関係

があることが医学的にも明らかになっています。

✔ 糖尿病の方は歯周病になりやすい
✔ 歯周病があると糖尿病が悪化しやすい

という

双方向の関係(相互関係)

があります。


糖尿病とはどんな病気?

糖尿病とは、

血糖値を下げる働きをする
インスリンというホルモンが不足または働きにくくなる病気

です。

初期は自覚症状が少ないため気づきにくく、

進行すると

✔ 網膜症
✔ 腎症
✔ 神経障害
✔ 心筋梗塞
✔ 脳梗塞

などの合併症を引き起こします。

現在日本では

成人の約6人に1人が糖尿病または予備軍

と言われています。


歯周病は糖尿病の第6の合併症

歯周病は

糖尿病の第6の合併症

とも呼ばれています。

歯周病とは、

歯垢(プラーク)という細菌のかたまりによって

✔ 歯ぐきが炎症
✔ 歯を支える骨が溶ける

感染症です。

プラーク1mgには

約10億個の細菌

が存在すると言われています。


なぜ糖尿病だと歯周病になりやすいのか?

糖尿病で血糖値が高い状態が続くと

✔ 白血球の働きが低下
✔ 免疫力低下
✔ 血流障害

が起こります。

その結果、

細菌への抵抗力が弱くなり

歯周病が発症・進行しやすくなります。


なぜ歯周病だと糖尿病が悪化するのか?

歯周病が進行すると、

歯ぐきの炎症部分から細菌や炎症物質が血管内に入り込みます。

すると

インスリンの働きを邪魔する物質

が増え、

血糖コントロールが悪化します。

つまり

✔ 糖尿病 → 歯周病悪化
✔ 歯周病 → 糖尿病悪化

という

悪循環

が起こります。


歯周病治療で血糖値が改善する可能性

多くの研究で

✔ 正しい歯磨き
✔ 歯科医院での専門クリーニング
✔ 歯周病治療

を行うことで

HbA1c(血糖指標)が改善した

という報告があります。

つまり

歯周病治療は

糖尿病治療の一部

とも言えます。


実際の診療でもよくあるケース

普段診療をしている中でも、

糖尿病をお持ちの患者さんが歯周病治療を継続することで

✔ 歯ぐきの状態改善
✔ 出血減少
✔ 口臭改善

だけでなく、

「血糖値が安定してきた」

と医科の先生から言われたと喜ばれることもあります。

お口の健康が全身の健康につながっていることを実感する瞬間です。


糖尿病の方が特に注意すべき口の症状

✔ 歯ぐきから出血する
✔ 口臭が強い
✔ 歯がグラグラする
✔ 口が乾く
✔ 傷が治りにくい

このような症状がある場合は

歯周病の可能性があります。

👉 口臭についてはこちら
▶「口臭の原因と正しい対策方法


予防のポイント

糖尿病と歯周病の両方を守るためには

①毎日の正しい歯磨き
②歯科医院での定期メンテナンス
③生活習慣改善
④医科歯科連携

が重要です。

特に

定期検診

が最も重要です。

👉 予防の重要性についてはこちら
歯医者の定期健診はなぜ必要?歯を守る理由と予防歯科の重要性
誤嚥性肺炎の予防と口腔ケア


まとめ

糖尿病と歯周病は

深く関係する病気

です。

歯周病を治療・予防することは

✔ 歯を守る
✔ 血糖コントロール改善
✔ 全身の健康維持

につながります。

血糖値が気になる方や糖尿病をお持ちの方は、

ぜひ歯周病検査を受けてみてください。

明石市大久保町の歯医者
あかね歯科クリニックでは

歯周病治療だけでなく

歯周病にならないための予防(メンテナンス)

にも力を入れています。

気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
Web予約(初診の方のみ)はこちら

最後までご覧いただきありがとうございました。

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