【歯科医師が解説】むし歯は親から子にうつる?母子感染の原因と予防法

〒674-0059 兵庫県明石市大久保町茜2丁目4−19
あかね歯科クリニック
歯科医師・院長 中田和甫史
公開日:2021年6月29日
最終更新日:2026年3月3日

こんにちは(^^♪

明石市大久保町の歯医者、あかね歯科クリニック院長の中田です。

今回は、保護者の方からよくご質問いただく

「むし歯は親から子にうつるの?」

というテーマについて解説します。


結論からお伝えすると、

👉 むし歯は“遺伝”ではなく、“感染”です。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には
むし歯菌(ミュータンス菌)は存在しません。

では、なぜ子どもはむし歯になるのでしょうか?


なぜ子どもはむし歯になるの?

むし歯菌は、出生後の生活の中で
身近な大人から唾液を介して感染します。

これを

👉 母子感染(水平感染)

といいます。

最も感染源になりやすいのは
毎日お世話をするお母さんですが、

✔ お父さん
✔ 祖父母
✔ 保育者
✔ 同年代の子ども

から感染することもあります。


母子感染の具体的な場面

次のような場面で感染しやすいとされています。

✔ 同じスプーンや箸を使う
✔ 大人が噛んだものを与える
✔ 同じ歯ブラシを使う
✔ 口と口のキス

ただし、

👉 過度に神経質になる必要はありません。

スキンシップを極端に減らすことの方が問題です。

大切なのは、

「家族の口の中を健康に保つこと」です。


むし歯菌に感染しやすい時期はいつ?

最も感染しやすい時期は

👉 1歳7か月~2歳7か月頃

といわれています。

ちょうど乳歯の奥歯が生えそろう時期です。

この時期を「感染の窓」と呼ぶこともあります。

乳歯の本数や生える時期については
乳歯は全部で何本?生える時期と生え方も解説
も参考にしてください。


むし歯菌の母子感染を防ぐには?

完全に防ぐことは難しいですが、

👉 むし歯になりにくい環境を作ることは可能です。

そのために最も重要なのは

家族全員の口腔ケアです。


① 家族のむし歯治療・クリーニング

家族の口の中にむし歯が多いと
感染する菌の量も増えます。

✔ むし歯の治療
✔ 歯石除去
✔ 定期的なクリーニング

を行い、菌の数を減らしましょう。

妊娠中のケアについては
妊娠中の歯周病は赤ちゃんに影響する?原因と対策
も参考になります。


② 規則正しいおやつ習慣

むし歯菌は砂糖をエサに酸を作ります。

だらだら食べは

👉 むし歯リスクを大きく高めます。

おやつは

✔ 時間を決める
✔ 長時間食べない

が大切です。

むし歯の仕組みについては
歯みがきしているのに虫歯になる原因と対策
も参考にしてください。


③ 早期からの歯みがき習慣

乳歯が生えたら歯みがきを始めましょう。

子どもの歯みがきはいつから?始め方とポイント

仕上げ磨きは
子どもの仕上げ磨きはいつまで?やめ時の目安とコツ
も重要です。


④ フッ素の活用

フッ素には

✔ 歯を強くする
✔ 酸に溶けにくくする
✔ 菌の働きを抑える

効果があります。

フッ素塗布はいつから?効果と安全性

もご覧ください。


実際の診療でも感じること

むし歯が少ないお子さんの共通点は

👉 家族の口の中がきれい

ということです。

逆に、

保護者のむし歯が多いご家庭では
お子さんもむし歯になりやすい傾向があります。

つまり、

👉 お子さんのむし歯予防は家族の協力が鍵

なのです。


まとめ

むし歯は

✔ 遺伝ではなく感染
✔ 主に唾液を介してうつる
✔ 1歳半~2歳半が特に重要
✔ 家族の口腔ケアが最大の予防策

です。

お子さんのむし歯予防は
家族全員で取り組むことが最も効果的です。


明石市大久保町の『大久保茜クリニックモール』にあります
あかね歯科クリニックでは、

ご家族全員の予防サポートを行っています。

何か分からないことや不安がありましたら
お気軽にご相談ください♪
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最後までご覧頂きありがとうございました。

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